SDS一覧

安全データシート(SDS)

安全データシートは製品の安全な取扱いを確保するための“参考情報”として、作成時点で当社の有する情報を取扱事業者に提供するものです。製品を使用される方は、この情報に基づいて、自らの責任において、適切な処置を講ずることが必要です。従って、安全データシートは製品の安全を保証するものではなく、本データシートには記載されていないが、当社が知見を有さない危険性がある可能性があります。

安全データシートは、JIS Z 7253:2012 “GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法 - ラベル、作業場内の表示及び安全データシート(SDS) -”に準じて作成されており、用語の定義はこのJISに従っています。また、内容の記述は、JIS Z 7252:2014 “GHSに基づく化学品の分類方法”を参考にしました。

『労働安全衛生法』と『特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律(化学物質排出把握管理促進法)』(以下、化管法、いわゆるPRTR法)では通知対象物質とそれらの含有量の表示方法が異なります。『GHSに対応した安全データシート』の「3. 組成及び成分情報」に、『労働安全衛生法』及び『化管法』に準拠した成分情報をそれぞれ掲載しております。

付表 各種物質の許容濃度(PDF形式)

GHSに対応した安全データシート

このページは『GHS(※)』に対応した安全データシートを掲載しております。
(※) GHS:Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」
『付表 各種物質の許容濃度』についてはこちらをご覧下さい。また、『アーク溶接材料を対象としたPRTR排出量等の算出方法』はこちらをご覧下さい。

E
EN
Q
QD-600
R
RC-70
V
VA-10
W
W-36
付表
付表

PRTR排出量等の算出方法

2001年1月1日より「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 (化学物質排出把握管理促進法)」(以下、化管法、いわゆるPRTR法)が施行されています。これは人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質について、事業所からの環境(大気、水域、土壌)への排出量及び廃棄物に含まれての事業所外への移動量を、事業者が自ら把握し、都道府県を経由して、国に対して届け出る制度で、PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)制度と呼ばれています。

アーク溶接材料は事業者の規模や材料に含まれる指定化学物質の取扱量によっては届出の義務があるため、日本溶接材料工業会 技術調査委員会 SDS分科会において、アーク溶接材料を対象としてPRTR排出量等の算出方法を作成いたしました。資料は以下のとおりです。

算出例は該当溶接材料の一例です。資料1~3を参考に、「溶接工程用作業シート(算出プログラム) 」にデータを記入いただき、化管法(いわゆる、PRTR法)の指定化学物質の排出量等を算出してください。各々の溶接材料における指定化学物質の含有率は、『GHSに対応した安全データシート』の「3. 組成及び成分情報」に、『化管法』に準拠した成分情報を掲載しておりますので、ご参照ください。また、資料2の別表に示します各種数値はあくまで参考値ですので、貴社でデータがあればそれをご使用ください。

なお、「溶接工程用作業シート(算出プログラム)」は、その内容を保証するものではありません。貴社の責任においてご使用ください。各年度把握した排出量等の届出期間は、原則として翌年度の4月1日から6月30日までです。